NAGASAKI SUSTAINABLE TOURISM

ちゃんぽん・皿うどん

誰もがちゃんぽんを
長崎の思い出にできるように

13種の野菜の色だけで見た目を華やかにするのには苦労した

店主が中国人留学生に安くて栄養があるものを
食べさせたいと作ったちゃんぽん発祥の地、四海樓。
その向かいにある
ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル2Fに
あるレストランPave(パヴェ)で
生まれたのが
ヴィーガンやベジタリアン、
アレルギーに対応したちゃんぽんと皿うどんです。

知識

フードダイバーシティという考えがあります。特に海外からの旅行客は宗教上やアレルギーなどの理由で食べられない食品があり、誰もが食べられるメニューの開発による食の多様性への対応は日本ではまだ遅れています。せっかく長崎に来たのにちゃんぽんを食べられずに帰国する人がいる。そんな人を減らしたいという想いから、商品開発が始まりました。

誰もが安心して食べられる  あっさり系だがちゃんとコクのあるスープ

誰もが安心して食べられる  あっさり系だがちゃんとコクのあるスープ

体験すべての人が注文できる長崎の味を

動物性由来の食品を一切使わずにちゃんぽんの味を出すため最も苦労したのがスープ。野菜の出汁だけでブイヨンを作り、あっさり系ながらもちゃんとコクのあるスープに仕上げました。野菜たっぷりで健康なイメージのちゃんぽんや皿うどんは実はハイカロリー。ヘルシーちゃんぽんは約30%のカロリー低減にも成功しました。

サステナブル・ポイント

長崎ではまだまだ少ないフードダイバーシティへいち早く取り組むことで、選んでもらえるレストランとなるための努力を惜しまない姿勢は大切。永続的な取り組みにするためにも、満足してもらえるおいしさを追求しました。

言われないとわからないくらい味も見た目も普通のちゃんぽんと皿うどん

言われないとわからないくらい味も見た目も普通のちゃんぽんと皿うどん

案内人ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
レストラン パヴェ マネージャー
山口宏晃

フードダイバーシティに関するセミナーに出席し、レストランとして取り組むべきだと導入を決断。以前、管理栄養士をしていた他の社員に相談しながらメニューを開発しました。自身も生甲殻類のアレルギーの持ち主。

ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

住所:長崎市南山手町1-18
営業時間:レストランPavé(パヴェ)
モーニング 6:00-10:00 ランチ 11:30-15:00 ディナー17:30-21:00
駐車場:あり